2008年12月5日金曜日

今後注目しているカード 五味VS北岡



今、一番楽しみにしているカードがある。

2009年の1月4日に予定されている、戦極でのメインエベント、~戦極の乱2009~ 戦極ライト級チャンピオンシップ  五味隆典と北岡悟との試合だ。

PRIDE武士道では、KO率8割を誇り、圧倒的な存在感を醸し出していた、”天下無双の火の玉ボーイ”、五味隆典。

レスリングをバックボーンとしながら、ボクシング技術にも優れ、組んでもひざ蹴りに強いストライカータイプ。

高田延彦が、「軽量級のヒョードル」と評したように、PRIDEでの五味はのっているときには誰よりも強い、と思わせる、無敵感を誇っていた。

世界的にも軽量級では最強に近い選手と認知されていて、このサイトでは今でもMMAのライト級では一位にランクインされている。

他にもいくつか世界の総合格闘技選手のランキングをしているサイトがあるんだけど、そこでは10位以内にランクインしているものの、前よりランクは落ちてるみたい。

動画を見ていただければ、PRIDEのころの五味の勢いを感じてもらえると思う。

(ブラジルのシュートボクセ・アカデミーのルイス・アゼレードを左右のフックで失神KO。しびれるよ)

だが、五味は結構モチベーションのアップダウンが激しいようで、目標を達成したあと、練習不足によるものか、2ラウンドあたりから失速して負けてしまうこともあった。

 PRIDEでは、破竹の10連勝のあと、マーカス・アウレリオに肩固めで敗れているし、マーカス・アウレリオに勝った石田光洋を1ラウンドKOで下したあとは、安心して油断したためか、ニック・ディアスにフットチョークで敗れている(ちなみに、この試合はディアスのマリファナ使用が発覚して、のちに無効試合になったけど)。

 戦極のリングでも、無名のロシアの格闘家、セルゲイ・ゴリアエフに敗れたばかり。

 マーカス・アウレリオと、ニック・ディアスは、柔術系の選手で、柔術系の選手を苦手にしているのかと思ったが、セルゲイ・ゴリアエフは打撃系の選手で、五味は打撃でダウンを奪われての判定負け。

 やはり五味が負けた試合には、なんか油断している空気が見えるような気がするのだが。

 一時期の五味の勢いにしびれたファンとしては、あの頃の無敵感を漂わせていた五味に戻ってほしい。

 そこで、北岡悟との試合に注目しているわけだ。

 北岡はパンクラスで実績を積み、戦極のライト級グランプリシリーズ2008で優勝。この大会は、エースの五味への挑戦権を賭けたものだったのだが、同大会(戦極~第六陣~)で五味は判定負けしちゃって・・・

「五味選手、負けちゃったけど本当に僕と試合するんですか?」なんて北岡に挑発されていたりして・・・

 ここで五味には燃えてほしい!

 北岡は、「キモ強」キャラで人気が出てきている選手。


http://number.goo.ne.jp/kakutogi/717/20081204-1-1.html


 僕としては・・・五味にキモ男に負けてほしくない!

 (別のキモキャラの青木真也は、あの個性的な足を使ったテクニカルな寝技がすごいので、結構好きだけど)

 五味の本当の復活を期待!