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2008年12月31日水曜日

大みそか FieLDS Dynamite!! その3

大みそかのFieLDS Dynamite!!予想の続きです。

第13試合 DREAMヘビー級93.1kg以上

ミルコ・クロコップ対チェ・ホンマン

 チェ・ホンマンはもともとシルム(韓国相撲)の選手で、過去ヒョードルとの総合の試合でも、先にテイクダウンをとったのはホンマンだった。だから、ミルコのような立ち技の総合の選手にはいい試合するかもしれないが、決める技術はないだろうからこう着した試合になるだろうなあ・・・

 ミルコは寝技ではたぶん苦戦すると思う。ホンマンは立ち技では判定クンだし、あんまりおもしろい試合にはならないかなあ。

 予想:判定でドロドロのドロー。


第14試合 K-1無差別級
武蔵VSケガール・ムサシ

このカードを見たとき、谷川はアホだと思った。ダジャレにも話題づくりにもならん。
DREAMミドル級GP王者のケガール・ムサシも、武蔵をも冒涜しとる。

予想は・・ま、K-1ルールだし、体重も違うので判定で武蔵だろ。ケガール・ムサシがもともとは打撃(ボクシング)の選手とはいえ、体重の違う相手にK-1ルールじゃ話にならんでしょ。


第15試合 DREAMヘビー級93.1kg以上 ※特別ルール5分3R、インターバル60秒
メルヴィン・マヌーフVSマーク・ハント

ジェロム・レ・バンナの欠場で、急遽決まったこの試合。
ジェロムとハントは、過去四度にわたる名勝負を繰り広げているので、チョイ残念(K-1でだけどね)。
これは体重があるマーク・ハントが有利だと思う。マヌーフの兇暴なラッシュも、ハントには通用しないだろう。で、フックでKOかな。

第16試合 DREAMライト級70.0kg以下
青木真也VSエディ・アルバレス
これは勝敗の予想が付けにくい好試合だと思う。青木は寝技しかない選手だけど、強烈な決めの強さが持ち味の選手。アルバレスはレスリングをバックボーンにした、身体能力のあるトータルファイター。寝技で青木がどれだけアルバレスをコントロールできるかがカギ。

予想:五分五分。青木がフットチョークを決めるか、アルバレスがパウンドでKO。どっちにしても、グラウンドの攻防で決まると思う。

第17試合 DREAMライト級70.0kg以下
ヨアキム・ハンセンVS JZカルバン
いいねえ、この試合も。だが、この試合はハンセンがはっきり有利だと思う。何でもできるトータルファイターのハンセンに対し、カルバンは立っても寝ても打撃の選手。紙一重だとは思うが、立ち技で決まらなければ、ハンセンが寝技で仕留め切れると思う。

予想:チョークでハンセンの一本勝ち。立ち技でどちらかがKOする可能性もあり。

第18試合 DREAMミドル級84.0kg以下
桜庭和志VS田村潔
この試合は、どっちかと言うと煽りのほうが楽しみ。桜庭有利の声のほうが多いと思うが、実は勝敗の行方が分かりにくい好勝負だと思う。
桜庭は相手に合わせちゃうところがあるからね。判定までもつれ込むかもしれない。

胸躍る試合になると思うので、結果の予想はこれ以上しません。

2008年12月3日水曜日

最強のハイキックの使い手は誰だ?





 史上最強のハイキックの使い手は誰だろうか?

 結論から言おう。MMAならミルコ・クロコップ、K-1ならピーター・アーツだ。

 議論は無用。まずは動画を見てほしい。

 ミルコは、立ち技の打撃で総合格闘技を席巻した、数少ない選手の一人。

 なぜミルコのハイキックが総合で効果を発揮したかと言うと、僕はミドルキックやローキックと判別がつきにくいフォームから、ものすごいスピードでハイキックが来るからだと思う。

 食らっている選手の映像を見ると、ミドルをガードしようとしている自分の手の動きが邪魔になって、ハイキックが見えていないのではないかと思うのだ。

 また、ミルコのハイキックのすごさは、その正確性もあげられる。

 的確にテンプルや首筋、顎などのKOできるポイントをけっている。

 中には、頭頂部にかする様にハイキックを当ててダウンを奪っているシーンもある。

 恐ろしい正確性だ。


 そんなミルコでも、立ち技巧者の多いK-1でハイキックでダウンを奪っているシーンは数えるほどしかない。

 それに対し、ピーター・アーツの全盛期には、そのハイキックは無敵の兵器のイメージがあった。

 接近戦での撃ち合いで打ち勝ち、逃げるように離れる相手をなぎ倒すハイキック。

 もみ合いで打ち負けずに打ち返そうとしてくる選手を押しのけつつ強引に放つハイキック。

 ミルコのハイキックがスナイパーなら、ピーター・アーツのハイキックは大砲のようだ。


 甲乙つけがたいが、ピーター・アーツが総合でこのように効果的にハイキックを使えるとは思えないし、逆にミルコもK-1でまれにしか効果的にハイキックを使えなかったように、それぞれのハイキックの特徴が、効果的な場面であらわれた、と言うほかないだろう。

2008年11月28日金曜日

やっぱりアンディ・フグは偉大だったと思う




 K-1といえば、最も印象に残っている選手の一人といえば、僕はK-1の創世記を支えた、アンディ・フグを挙げざるを得ません。

 初期のK-1の中で、四回優勝のアーネスト・ホーストや、三回優勝でトーナメント全試合1ラウンドKOという記録を持っているピーター・アーツのような、圧倒的な強さはありませんでしたが、それでも記憶に残る選手です。


 K-1のヘビー級戦線の中では小柄な体で、かかと落としやフグ・トルネードなどの華麗な技を駆使し、接近戦でも決して逃げることなく戦う姿は、感動的ですらありました。

 そのため、KO負けも多かったですが、それでも1996年には一度トーナメントを制しているのですから。そのころの、マイク・ベルナルドとの3度にわたる戦いはとても記憶に残っています。

 そして、アンディに対し最も感動したのは、その死にざまでした。

 アンディは、亡くなる2ケ月ほど前に、スイスでミルコ・クロコップを相手に、スイスでの引退試合を行っています。(判定勝ち)

 そして、亡くなる1ケ月ほど前にも日本でノブ・ハヤシを相手にワンマッチをこなしています。(KO勝ち)

 おそらく、この試合のころには、自分の命が短いことを知っていたのでしょう。もしかしたら、日本のK1関係者には言えなかったので、ワンマッチのオファーを断れなかったのかな・・・

ウィキぺディアより、アンディの最後の抜粋です。

急性白血病のことは周囲の心配をかけることを嫌い、家族にすら内緒にしていた。また、家族ぐるみで親交のあった角田信朗も、息を引き取る前日まで知らされていなかった。角田が慌てて病院に駆けつけた時には、既にアンディは声をかけても反応できない状態にあり、やがて心肺停止状態に陥った。しかし角田が「何してんねん!」「アンディ、ファイト!」「まだ戦えるやろ!」と声をかけると、アンディの心肺機能が一時復活した。アンディは角田の呼びかけに3度も応え、そして息を引き取った。その時、側にいた主治医は「角田さん、ドクターストップです。もう休ませてあげましょう」と角田を諭した。

 
最後まで闘っていたんですね。男だ、アンディ・フグ。