2009年11月30日月曜日

亀田興毅、王座奪取!素直にいい試合だった



 いい試合だった。両者とも死力を尽くした。

 内藤はいつもの変則ボクシングでアグレッシブに手数で攻め、亀田は左ストレートでのカウンターを中心に、時折飛び込むスタイル。


 内藤の鼻、もしかしたら折れていたかもしれないね。

 それがなければ、もう少し僅差の判定になっていたかもしれない。

 それに、あれだけの鼻血にも関わらず、最後まで動きが衰えず、動画の最終ラウンドでは

 守りに入った亀田を圧倒するほどの手数を出していた内藤は、やっぱり偉大なチャンピオンです。


 負けたら引退、と試合前は決めていたらしいけど、どうするんだろ?


 年齢もかなり行っているし、結構打たれるボクサーでもあるから、もう潮時ではあるかもしれない。

 まだまだ見たい気持ちもあるけど、本人が決めたなら、それは仕方ないでしょう。


 そして亀田よ、試合後に

『尊敬されるビッグなチャンピオンになりたい』と言っていたが、それは試合に勝つことだけじゃないよ。

 今回の試合後の内藤の態度は、立派にビッグなチャンピオンだったと思う。


 おれは内藤大助を尊敬している。みんなそうだと思う。


 君の出会った人が、一番いいお手本だと思うよ。


 そういうチャンピオンを破ってチャンピオンになったのだから、ホントに尊敬されるチャンピオンに成長してくれよ。